エネルギー省(Department of Energy)は、対応力と信頼性のある電力グリッドの構築を迅速化させる継続的な取り組みとして、12月16日、3件の潜在的な「国家的利益送配電コリドー(National Interest Electric Transmission Corridors: NIETCs)」がNIETC指定プロセスの次の段階(フェーズ3)へと進んだと発表した。NIETCは、エネルギー省が、「適切な送配電の欠落は消費者に害をもたらしており、信頼性の強化や消費者費用の削減などの送配電の発展は同地域における重要な国家的利益を進展させる」と判断した地域。エネルギー省は2023年12月に、NIETC指定へ向けた4段階のプロセスを発表した。今回潜在的なNIETCとしてフェーズ3へ進んだのは、①エリー湖~カナダ・コリドー(Lake Erie-Canada Corridor)、②南西部グリッド・コネクター・コリドー(Southwestern Grid Connector Corridor)、③部族エネルギー・アクセス・コリドー(Tribal Energy Access Corridor)の3地域。2024年5月に潜在的なNIETCとして10か所が発表されてから今回の3か所へと大幅に厳選された。フェーズ3は、一般市民と政府の関与フェーズで、エネルギー省は提案されている一般関与の枠組みと、地域の分析範囲について一般からの意見を募集する。その一環として、各NIETCについて1月に情報ウェブセミナーを実施する。