米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は、エネルギー及び物質の量子特性を活用して実用的な利用を実現するために必要とされる量子技術能力と、現行の能力の間の溝を埋めるため、6件のパイロット・プロジェクトを開始した。6件のプロジェクトは8月に発表された5件のパイロット・プロジェクトの仲間入りをする。これらのプロジェクトは集合的に、米国内のあらゆる地域にいる研究者に特別な資源へのアクセスを提供することで量子技術の発展を加速させる取り組みである「NSF国家量子仮想研究所(NSF National Quantum Virtual Laboratory: NSF NQVL)」イニシアチブによって支えられる。各プロジェクトは12か月間で100万ドルを受益し、量子関連技術の更なる進展を可能にする試験的環境を実世界に創出することに取り組む。量子科学技術の国家能力を構築し、そのアクセスを民主化することは、2018年の国家量子イニシアチブ法(National Quantum Initiative Act)で特定された進展を実現するためのNSFの戦略の一部である。