米中、科学協定を更新

米国と中国の両政府は12月13日、両国が科学的共同作業から恩恵を受けられることを認識して45年前に署名された協定を更新した。ただし、更新版は、両国間の緊張の高まりに対処する形で規約が修正されている。米中両国の多くの科学者は、「科学技術協定(Science and Technology Agreement: STA)」として知られるこの協定の更新を歓迎している。STAは1979年に、中国が世界の科学舞台でデビューする中で署名されたもので、協定が適用されるのは両国の政府事業体間での共同作業のみであるが、数十年にわたり、中国の高官が米国の大学や非営利組織とパートナーシップを組む時のひな型として機能している。一方で、STAの更新は一部の反対派の怒りを招いている。議会下院の中国選出委員会の委員長は、「国務省(Department of State)のアンソニー・ブリンケン長官(Anthony Blinken)は、トランプ次期政権に最終判断を委ねるべきであった」と批判した。また、STAの更新版では、データ共有における相互の必要性について新たな文章が含まれ、これらの規定に対する違反の異議申し立てについて協議し、懸念が対処されない場合は、条約を終了させるプロセスが新たに設けられている。

Science “United States and China renew science pact despite rising tensions” (12/13/24)