オバマ大統領の再選が決まった数時間後から、エネルギー関係者は、「第2期オバマ政権は、環境保護者が支持するリベラル派となるのか、それとも石油業界が容認する穏健派となるのか」との思案が始まっている。オバマ政権1期目は、発電所を対象とした大気汚染の新規制を推進し、環境保護派を喜ばせた一方で、国内石油・ガス開発の重要性を強調し、石油・ガス業界指導者に歩み寄ってリベラル派を怒らせるなど、リベラル派と穏健派の双方を演じた。オバマ政権2期目の環境政策を占う最初の試験は、カナダのアルバータ州から油砂由来の原油を米国湾岸地域に送る送油管「キーストーンXL(Keystone XL)」計画に、大統領がどのような判断を下すかである。同判断は、2013年早期に行われると見られている。
Politico “Obama’s green cred on the line in second term” (11/7/12)