25年5~8月期の留学生ビザ発給、前年同期比36%減

教育専門誌のザ・クロニクル・オブ・ハイヤー・エデュケーション(The Chronicle of Higher Education)は3月7日、2025年5月から8月に全世界で発給されたF-1学生ビザが前年同期比で36%減少したと報じた。これは約9万7,000件の減少にあたり、昨年秋予測の17%減をはるかに上回る結果となった。特にインドからの留学生ビザ発給数は約2万2,000件と60%以上の減少となり、国務省(Department of State)による約1カ月間に亘る学生ビザ面接予約凍結に加え、トランプ政権による留学生の滞在資格取り消しや、卒業後の就労プログラム改革への懸念などから米国留学への関心が世界的に低下している可能性が指摘されている。これは、授業料収入で財政を賄う多くの大学にとっては悪材料で、すでに一部の大学では予算や人員の削減が始まっているという。国際教育者協会(Association of International Educators: NAFSA)は、留学生は米国経済に年間約430億ドル貢献しており、その影響は広範囲に及ぶと懸念している。

The Chronicle of Higer Education “The Drop in International Students Last Year Was Worse Than We Thought” (03/07/26)
https://www.chronicle.com/article/the-drop-in-international-students-last-year-was-worse-than-we-thought