2025年末のデータセンター建設、電力制約で減速

ユーティリティ・ダイブ(Utility Dive)は3月25日、データセンター建設が2025年末に減速したと報じた。送電線増強や新設、電気設備の追加などが必要な案件が工期に大きな影響を与え、6年ぶりの減速となった。不動産サービス大手のCBREグループ社(CBRE Group)によると、ハイパースケーラーのインフラ投資拡大にもかかわらず、建設中容量は前年同期比で約6%減少し、主に送電線増強や電気設備の追加が工期を圧迫した。ウッド・マッケンジー社(Wood Mackenzie)の調査でも、2025年10~12月期の建設追加容量は前期比で50%減の25ギガワット(GW)となった。ただし、多くのデータセンターが建設中にあることや、年間の開発計画容量は高水準を維持していることから、市場全体の投資意欲はなお根強いという。デルオロ・グループ(Dell’Oro Group)は2025年の設備投資が前年比57%増の7,000億ドル超に拡大し、今年は1兆ドルを超えると見込む一方、巨額投資が将来的なAIインフラの過剰供給リスクを高める可能性があるとも分析している。

Utility Dive “Data center buildouts slowed late last year” (03/25/26)
https://www.utilitydive.com/news/data-center-building-boom-slows-despite-massive-spend/815694/