エネルギー情報局(Energy Information Administration: EIA)は3月26日、バイオディーゼルの消費が輸送以外の住宅、商業、電力部門で増加傾向にあると発表した。2023年に消費された 約4,600 万バレルのうち、輸送部門が約95%を占め、住宅と商業部門での消費も約5%となり、10年前の約1%から増加した。脂肪、油、グリースを使用して生産される再生可能燃料のバイオディーゼルは通常、石油ディーゼルと混合されてトラックで消費される。また、暖房用灯油と混合して家庭や企業の暖房に使うこともでき、ニューヨーク州やコネチカット州、ロードアイランド州では、暖房用灯油にバイオディーゼルを混合する法律が施行されたこともあり、消費増加に寄与した。特にニューヨーク州の消費量は全米で最も高く、住宅と商業部門の消費は全米の57%を占めた。一方で発電部門でのバイオディーゼル使用は1%未満だが、ハワイ州は総発電量の約68%が石油由来で全米で最も高い割合で、そのほとんどを占めたとみられる。
EIA “U.S. biodiesel use increases outside of the transportation sector” (03/26/25)
https://www.eia.gov/todayinenergy/detail.php?id=64824