米国の核兵器費用は今後10年間に1兆ドル 議会予算局報告

議会予算局(Congressional Budget Office: CBO)が発表した報告書「2025年から2034年における米国の核兵器費用の試算(Projected Costs of U.S. Nuclear Forces, 2025 to 2034)」によれば、米国の核兵器の運用・維持管理・更新に要する総費用は、今後10年間でほぼ1兆ドルとなる。その年間費用(950億ドル)は多くの連邦機関の支出を上回る。インドとパキスタンの衝突や、米空軍(U.S. Air Force)による「(既に遅延、予算超過している)センチネル・ミサイル(Sentinel missiles)には新たな格納庫が必要である」という発表が話題となる中で、今回の金額は更に目を引く。CBOによれば、核兵器調達プログラムの費用は、国防総省(Department of Defense)による今後10年間の調達計画費用のほぼ12%を占めることから、国防総省は、どのプログラムを推進するかについて難しい選択を迫られることになるとみられる。

AXIOS “U.S. to spend $1 trillion on nuclear weapons over next decade” (05/14/25)
https://www.axios.com/2025/05/14/nuke-spending-cbo-report-criticism