トランプ政権は、就労ビザ(H-1B)の配分方法を今年4月から変更することを発表した。これは、米国の大学で高度な学位を取得した(以下、高学歴)労働者に発給されるビザ件数を増やすことを目的としている。米国市民権・移民業務局(U.S. Citizenship and Immigration Services)によれば、新規則により、最大5,340名の高学歴(修士以上)移民が新たにビザを取得することになると予測されている。従来、USCISは、一定の基準を満たした者を対象に、抽選に基づいてビザ受益者を選出していたが、4月以降は、H-1Bビザの取得を求める高学歴労働者は、最初に一般抽選に参加する。選出されなかった場合、高学歴の応募者は、高学歴者のみを対象とした2回目の抽選(2万件のビザが発給される)のチャンスがあるという仕組みである(従来は順番が逆であった)。
Wall Street Journal “U.S. Changes Visa Process for High-Skilled Workers” (1/30/19)