石油大手はトランプ政権による自動車燃費基準の緩和を静かに歓迎

トランプ政権が計画している自動車の燃費及び排出汚染基準の緩和は、米国の石油生産者に勢いをもたらす可能性がある。生産業者は基準の緩和を密かにロビー活動していた。トランプ政権が8月2日に発表した提案(燃費基準と温室効果ガスの排出基準を2020年レベル(1ガロン当たり37マイル)で凍結する)は、実行されれば2030年代初頭までに米国の石油需要が1日当たり50万バレル増えることを意味する。「これは米国の石油消費にとって意味のある増加であり、原油需要を押し上げるためにトランプ政権が取り得る大きな策の一つである」とロジウム・グループ(Rhodium Group)のあるパートナーは言う。石油業界は、舞台裏ではトランプ政権による動きを支持しており、一部の企業は今年、本件に関するロビー活動を明らかにしていた。業界は、「オバマ政権時代の基準は、米国が外国石油及びガソリンに大きく依存していた時代のものである」と主張する。以来、米国の原油及び石油製品の輸出は2倍以上となっており、米国は世界最大の石油生産国へと向かっている。

Bloomberg “Big Oil Cheers Quietly as Trump Moves to Ease Auto Standards” (8/3/18)