高等教育情報サイトのインサイド・ハイヤー・エド(Inside Higher Ed)は7月17日、留学生向けビザ発給数の大幅減少により大学の収入減が懸念されると報じた。国務省(Department of State)データによると、2025年5月のF-1ビザ発給数は前年同月比22%減の1万2,689件減となり、J-1ビザも13%減少した。トランプ政権による中国共産党関係者へのビザ取り消しや19カ国への渡航制限、ソーシャルメディア審査の導入などが影響しているとみられ、オンライン教育プラットフォームを提供するスタディポータル(Studyportal)の調査では、米国留学への関心がコロナ禍以降最低水準まで低下し、学生が英国や豪州を検討する傾向が強まっているという。国際教育研究所(Institute of International Education: IIE)によると40%の教育機関が学部レベルの国際学生数の減少を、49%が大学院レベルでの減少を予測しており、フィナンシャル・タイムズ紙(Financial Times)は10%の減少で30億ドルの収入減になると試算している。
IHE “International Student Visa Issuances Dropped in May” (07/17/25)
https://www.insidehighered.com/news/global/international-students-us/2025/07/17/f-1-j-1-student-visa-issuances-dropped-may#