大統領府は4月24日、政府職員の試用期間及び試行期間を規定する新たな公務員規則XI(Civil Service Rule XI)を制定したと発表した。本規則により、各省庁は通常1年とされる試用期間終了後、職員の適格性や公的機関のニーズや公共利益との整合性を審査し、本採用の可否を判断することが義務付けられる。従来の規則では事実上、自動的に本採用となっていたが、今後は人事管理局(Office of Personnel Management:OPM)の監督の下、審査が強化されることになる。また、各機関は全試用職員の担当評価者を15日以内に指定し、試用期間満了60日前には面談を行うことが義務付けられ、成績不良などによる解雇の手続き・異議申立て制度の整備も進められる。メリット・システム保護委員会(Merit Systems Protection Board:MSPB)の勧告に基づくこの改革は、1978年公務員改革法(Civil Service Reform Act of 1978)の趣旨に立ち返り、厳選された質の高い公務員確保を目指すものと位置づけられている。
The White House “Fact Sheet: President Donald J. Trump Strengthens Probationary Periods to Improve the Federal Service” (04/24/25)
https://www.whitehouse.gov/fact-sheets/2025/04/fact-sheet-president-donald-j-trump-strengthens-probationary-periods-to-improve-the-federal-service/