国土安全保障省(Department of Homeland Security: DHS)の科学技術局(Science and Technology Directorate: S&T)は9月21日、革新的な身元認証技術開発に向けた競技会「リモート本人確認ラリー(Remote Identity Validation Rally: RIVR)」を拡大すると発表した。ディープフェイクなどの脅威が年々増加するなか、最先端技術を用いて本人であるかを迅速に特定する技術の開発に関する2025年に開始した取り組みで、身元詐欺や人身売買、なりすましなどの犯罪を防止することを目的とする。主に顔交換動画やデジタル画像生成や改ざんした身分証明書などの作成方法に関する攻撃事例などの情報共有を募り、完全かつ厳密なテスト用データセット開発につなげる計画である。特にリアルタイムのビデオなりすましや、偽造文書の識別など、人工知能(AI)による検知技術などを評価対象とし、詳細については9月30日にウェビナーを開催する。同局は、犯罪ネットワークを解体するとの決意を基に、官民連携で取り組んでいくと意欲を示している。
DHS “News Release: DHS S&T Launches Expanded Industry Competition to Develop Revolutionary Identity Verification Technology” (09/21/26)
https://www.dhs.gov/science-and-technology/news/2026/09/21/st-launches-industry-competition-develop-revolutionary-identity-verification-tech