アーステクニカ(Ars Technica)は4月23日、ハーバード大学(Harvard University)が、政府による20億ドル以上の研究資金凍結は違憲であると主張し、政府を相手取り、マサチューセッツ州の連邦地方裁判所に提訴したと報じた。政府の要求が、同大学の憲法修正第一条と公民権法第6条に基づく大学の権利を侵害しており、特に反ユダヤ主義への懸念と科学研究と間に合理的な関連性を特定できず、「恣意的で気まぐれ」であると主張している。これまで、政府はガバナンス改革や採用・入学選考における「視点の多様性」などを求める内容の書簡を同大学に送付し、改善を求めてきたが、同大学は拒否したことを受け、資金を凍結したという経緯がある。ただし、凍結期間や解除に必要な具体的な内容は明らかにしておらず、資金削減には公聴会の開催や30日間の待機期間、議会への通知などの明記が必要で、同大学は政府の対応を違法とし、凍結命令の無効化と手続きの遵守を求めている。
Ars Technica “Harvard sues to block government funding cuts” (04/23/25)
https://arstechnica.com/science/2025/04/harvard-sues-to-block-government-funding-cuts/