トランプ政権、AI半導体輸出規制案に反対表明

アクシオス(Axios)は3月5日、商務省(Department of Commerce)が作成した人工知能(AI)半導体の輸出規制強化案に対し、トランプ大統領が反対していると報じた。同省産業安全保障局(Bureau of Industry and Security: BIS)が作成した129ページに及ぶ規制案の第6版は、AI半導体輸出に対する連邦政府の監督権限を大幅に拡大する内容となっているが、トランプ大統領の輸出管理に関する方針や、米国のAI技術輸出を奨励する政権の方向性を反映していないとし、政府のAI行動計画に沿った内容に修正する意向という。同案はハワード・ラトニック商務長官(Howard Lutnick)の署名を経て、行政管理予算局(Office of Management and Budget: OMB)に送付済みで、12日までに審査結果が商務省に返送される見込みとなっている。大統領は前政権が推進した米国機密技術の輸出規制とは一線を画し、AI半導体の輸出を他国との二国間交渉における交渉材料として活用する方針で、中東協定を通じた輸出推進などに向け、政府内部での議論を続けている。

Axios “Draft AI chip regulations clash with the White House” (03/05/26)
https://www.axios.com/2026/03/05/trump-ai-chip-clash-white-house