トランプ大統領の鉱物確保努力が低炭素への移行を助ける可能性

トランプ大統領は様々な方面から重要鉱物の確保強化に取り組んでいるが、これは米国の低炭素産業に長期的な恩恵をもたらす可能性がある。蓄電池や再生可能関連の製造業、先端電力網等は、重要鉱物への確実なアクセスを必要とするためである。米国がこの分野を支配する中国への対抗を模索する中、2月4日に国務省(Department of State)主催で行われた多国間鉱物会議で、JDバンス副大統領は、同盟国及びパートナーによる重要鉱物貿易圏の構築を呼びかけた。これは、政府による官民連携の重要鉱物備蓄計画や許認可の迅速化、鉱物企業の株式取得といった動きに続くものである。鉱物プログラムを実施する非営利組織の代表者は、「下流部門を供給問題の影響から守り、同盟国を結集させる取り組みは、今後の需要増が期待される蓄電池や新エネルギー技術を含め、重要鉱物への依存度が高い全ての産業に影響をもたらすだろう」と期待を示した。

Axios “Why Trump’s minerals push could help low-carbon transition” (02/05/26)
https://www.axios.com/2026/02/05/trump-minerals-push-low-carbon-transition