大統領府は3月20日、鉱物生産の増強や許認可手続きを簡素化し、国家安全保障を強化する大統領令に、トランプ大統領が署名したと発表した。国家エネルギー優位性評議会(National Energy Dominance Council: NEDC)と連携し、鉱物生産プロジェクトの迅速な審査を進めると同時に、連邦政府が所有する土地での鉱物生産活動を優先し、国防生産法(Defense Production Act: DPA)を活用して国内生産能力を拡大する。ウランや銅、加里(カリ)、金などの重要鉱物は、戦闘機や衛星、潜水艦、スマート爆弾、ミサイル誘導システムなどの主要部品を構成するため、安定した供給網の確保が必要であるとし、民間企業とも協力していくという。レアアース輸入の70%が中国から来ていること、また、中国やイラン、ロシアが極めて重要な鉱物の大規模な鉱床を保有していることから、これらの国からの輸入依存を減らし、安全保障を強化することが目的で、新たな雇用創出にもつなげていくとしている。
The White House “Fact Sheet: President Donald J. Trump Takes Immediate Action to Increase American Mineral Production” (03/20/25)
https://www.whitehouse.gov/fact-sheets/2025/03/fact-sheet-president-donald-j-trump-takes-immediate-action-to-increase-american-mineral-production/