米国の大手企業、業界団体、研究大学、科学協会で構成されるタスク・フォース・オン・アメリカン・イノベーション(Task Force on America Innovation: TFAI)は5月14日、「ベンチマーク2019年:2位の米国?米国の科学的リーダーシップへの挑戦は高まりつつある(Benchmarks 2019: Second Place America? Increasing Challenges to US Scientific Leadership)」と題する報告書を発表した。報告書によれば、科学研究への資金拠出において、米国は引き続き世界のリーダーであるものの、複数の国が米国に追いつき、ひいては米国をしのぐペースで進んでいる。世界の研究開発(R&D)支出に占める米国の割合は低下し続ける一方、中国は同支出でいずれ米国を上回るペースとなっている。また、韓国、ドイツ、英国、中国は、科学研究への政府投資を増加させる国家戦略を立てている。報告書は、「米国のリーダーシップを維持するために、科学研究及び人的資本のための連邦投資を増加させる必要がある」と主張している。
Task Force on American Innovation “TFAI Briefs Policymakers On American Innovation & Competitiveness” (5/14/19)