カリフォルニア大学、政府要求に応じず

ポリティコ紙(Politico)は12月28日、カリフォルニア大学(University of California)がトランプ政権との対立で膠着状態にあると報じた。トランプ政権は、ユダヤ人学生や教員に対する権利侵害を理由にカリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California, Los Angeles: UCLA)の研究費5億8,400万ドルを凍結したが、大学は解決に向けた明確な行動を取っていないという。UC側の教職員が提起した訴訟により、いくつかの裁判所判断で暫定的に資金が回復されたものの、ギャビン・ニューサム州知事(Gavin Newsom、カリフォルニア州選出民主党)や州議会議員による大統領の要求に屈すべきではないという意見を考慮せざるを得ない状況であると記事は伝えた。一方、学内では中央集権的なリーダーシップへの不満が高まっており、教員たちは大学側に対し、政府へのより積極的な対応を求めているが、州知事の大統領選挙への出馬の可能性も絡んでおり、大学の立場は微妙な状況に置かれているとも伝えている。

Politico “No deal, no defiance: UC’s Trump fight grinds on, leaving UCLA in limbo” (12/28/25)
https://www.politico.com/news/2025/12/28/uc-facultys-fight-with-trump-has-put-the-university-in-a-tough-spot-00694193