安全保障・新興技術センター(Center for Security and Emerging Technology: CSET)は10月、オープンソースの大規模言語モデル(Large Language Models: LLM)は研究分野において、クローズドモデルよりも多様な用途を可能にするとの分析結果を発表した。同センターは、モデルの性能を決定づけるパラメーター値である「重み(weight)」の利用を必要とする250以上の科学論文を分析した結果、7つの主要用途が明らかになった。具体的には、モデルの継続的事前学習、圧縮、異なるモデルの結合、内部機能の詳細な検証など、重みを活用することのみによって実現することができる使い方に加え、カスタム微調整やモデル内部の解釈性研究などにも使われているという。また、オープンモデルを使用した研究論文は学術機関が大半を占め、国別では、国内で64%、中国では38%を占めたことも分かった。研究者らはオープンソースモデルにより、より幅広い研究課題の調査と実験手法の実施が可能になると結論づけている。
CSET “The Use of Open Models in Research” (10/24/25)