エネルギー省、次世代直流ブレーカーの研究開発に新たな資金提供公募を発表

エネルギー省(Department of Energy)は9月12日、エネルギー高等研究事業局(Advanced Research Projects Agency-Energy: ARPA-E)の新プログラム「キロボルトの効果的なレーティングを安全に達成するための信頼性の高いエレクトロニクスの構築(Building Reliable Electronics to Achieve Kilovolt Effective Ratings Safely: BREAKERS)」として、最高1,500万ドルを提供する計画を発表した。BREAKERSプロジェクトでは、様々な応用を目的として、中電圧直流(medium voltage, direct current: MVDC)のブレーカーの設計開発に取り組む。現在、グリッドは交流(AC)電力が主流であるが、配電のロスが少ないこと、送電能力が高いことなどから、DC電流の人気が高まりつつある。ただし、DC電流は動きが異なるため、高電圧のブレーカーはアーク放電しやすく、火事やブレーカーの損傷につながる可能性がある。BREAKERSプロジェクトでは、こうした問題を克服しつつ、大型の電力と電圧に対処しなくてはならない。MVDCブレーカーによって、米国の電力システムの大幅な改良や、グリッド全般における電力の流通・管理方法の変革、業界/輸送/資源生産における重要な応用が実現される可能性がある。

Department of Energy “Department of Energy Announces New Funding Opportunity for Next-Generation DC Circuit Breakers” (9/12/18)