米国アカデミー(National Academies of Sciences, Engineering, and Medicine)は、「気体状炭素排出ストリームの活用(Gaseous Carbon Waste Streams Utilization)」と題する報告書を発表した。報告書は、化石燃料の燃焼から発生した温室効果ガスを有益な製品(燃料や建設資材、化学剤など)に転換する技術の商業的実行可能性を向上させる研究議題を概説したものである。報告書は、米国政府及び民間部門が、これらの技術を進展させる研究開発を支援し、協調的な取り組みを行うよう要請している。これまでの評価では、具体的な技術的進展が達成されれば、今後数十年以内に、毎年約36億トン(現在の世界的な二酸化炭素排出の10%以上)の二酸化炭素をうまく活用することができるとの結論に至っている。