WHO、遺伝子編集された赤ん坊の誕生につながるCRISPR実験の阻止を要請​

世界保健機関(World Health Organization: WHO)は、人間の赤ん坊のDNAを改変するCRISPRの使用について、最も権威のある声明を発表した。中国の科学者が、世界で初めて遺伝子編集による赤ん坊を密かに出生させたことを明らかにしてから8か月が経過したが、WHOは世界各国に、遺伝子編集された赤ん坊の更なる出生につながるいかなる実験も阻止する策を講じるよう要請している。WHOの事務総長は7月26日、「すべての規制当局は、この分野の更なる取り組みについて、その影響が適切に考慮されるまで認めるべきではない」という声明を発表した。中国人科学者の発表直後に多くの科学者が要請していた全面的なモラトリアムの要請には至らなかったが、WHOの姿勢は同科学者への強い批判を示すものである。ただし、その声明が強力な抑止となるかどうかは不明である。​ ​ Wired “The World Health Organization Says No More Gene-Edited Babies” (7/30/19)