大手会計事務所アーンスト&ヤング社(Ernst & Young)は、再生可能エネルギー分野のプロジェクトへの投資先として魅力的な国のランキングを発表したが、ここでは、初めて中国が米国を抜いて首位に立った。2010年第1四半期は米国がリードしていたものの、第2四半期に中国が米国を抜き、風力・太陽光発電プロジェクトの優良投資先国1位となった。この背景には、米国のエネルギー法案にクリーンエネルギー利用を拡大する条項が盛り込まれなかったことや、一方のアジア最大のエネルギー消費国である中国では、2020年までに電力全体の15%を再生可能エネルギーから賄うことが国家目標として掲げられ、さらに、第2四半期の中国におけるクリーンエネルギー投資額は、欧州と米国の合計額よりも多い115億ドルに上ったことがある。中国は今後も、投資環境や政府方針、市場の大きさなどが要因となって、優位が続くと予想されている。
Bloomberg “China Beats U.S. on Renewable-Energy Investor Ranking” (09/08/10)