国立研究所の技術移転の促進などを目的として外部の非営利組織設立が勧告される

イノベーション・アソシエイツ社(Innovation Associates Inc.)は、「国立研究所のパートナーシップ強化と商業化の機会(Enhancing National Laboratory Partnership and Commercialization Opportunities)」と題する報告書を発表した。アルゴンヌ国立研究所(Argonne National Laboratory)の支援を受けて作成されたこの報告書は、「国立研究所は、民間部門とのパートナーシップ及び商業化の努力を強化する手法として、外部の非営利事業体を設立し、自身の国立研究所の商業化努力の管理を委託することを検討すべきである」と勧告している。報告書は、国立研究所の技術移転や商業化の妨げとなっている障害として、①エネルギー省(Department of Energy)の過剰な中央集権化、②技術移転の重要性や許容内容に関するメッセージが一貫していないこと、などを挙げている。報告書によれば、最も有望な最近のトレンドは、国立研究所と提携する外部非営利組織を設立する動きで、バークレー国立研究所(Berkeley Lab)のカルチャージ(CalCharge)やロスアラモス国立研究所(Los Alamos National Lab)のニューメキシコ・コンソーシアム(New Mexico Consortium)がその一例となっている。
SSTi “Establishing External Organizations Key to Unlocking Potential of National Labs, Report Finds” (9/8/16)