PCAST、刑事裁判における犯罪科学に関する報告書を公表

大統領科学技術諮問委員会(President’s Council of Advisors on Science and Technology: PCAST)は、「刑事裁判における犯罪科学:特徴比較手法の科学的有効性を確実にする(Forensic Science in Criminal Courts: Ensuring Scientific Validity of Feature-Comparison Methods)」と題する報告書を大統領へ提出した。大統領は2015年にPCASTに、犯罪科学の科学的側面に関して取るべき追加措置があるかどうかを検討するよう要請し、今回の報告書はこれに対応したものである。PCASTは、①犯罪科学手法の有効性と信頼に関する科学的基準を明確にする必要性、②特定の犯罪科学手法に関して、それらが科学的に有効かつ信頼できるものとして確立されたかどうかを判断するため、これらの手法を評価する必要性、という二つの重要なニーズがあると結論している。PCASTは、米国標準技術局(National Institute of Standards and Technology: NIST)や大統領府の科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy: OSTP)などの関連機関に対して、犯罪科学の強化につながる勧告を提示している。
White House “PCAST Releases Report on Forensic Science in Criminal Courts” (9/20/16)