米中関係の緊張が高まる中、百度社がAI同盟から撤退
中国の検索エンジン大手、百度社(Baidu)は、米国主導で人工知能(AI)によってもたらされる倫理的課題に協力して取り組む「AIパートナーシップ(Partnership on AI: PAI)」から撤退することが明らかになった。同社はPAIで唯一の中国企業であった。百度社は、メンバーシップの費用と、最近の金銭的圧力が撤退の要因であると述べたと言われている。百度社の撤退は、米中両国間の関係が悪化し、AIのような重要技術に関して、両国間の企業と人が協力したり、共通点を見つけることがより難しくなりつつある中での出来事であった。百度社が2018年10月にPAIに加盟した際には、AIの応用によって呈される問題(例として顔認識の安全性と誤用)について国際協力の可能性を示すシグナルとなったように見えたが、百度社がPAIに加盟して以来、米中関係は急激に悪化している。 Wired “Baidu Breaks Off an AI Alliance Amid Strained US-China Ties” (6/18/20)