ARPA-H、関節の自律的な治癒を助けるプログラムを開始
バイデン政権は5月18日、医療高等研究計画局(Advanced Research Project Agency for Health: ARPA-H)による最初のプログラムとして、「変形性関節症の組織再生のための新規イノベーション(Novel Innovations for Tissue Regeneration in Osteoarthritis: NITRO)」プログラムを開始した。NITROは、人間の身体の関節が自律的に修復することを助ける新たな方法の開発を模索するもので、変形性関節症の治療に変革をもたらすことを目標としている。変形性関節症は現在、3,200万人以上の米国民に影響しており、その数は、国民の高齢化に伴い、増加すると予想されている。多くの患者は痛みを感じるまで治療を模索しないことから、治療を模索する時には大幅に悪化していることも少なくなく、経済的負担も多い。健康上及び経済的負担が大きいにもかかわらず、変形性関節症による損傷を修復する治療は確立されていない。NITROは、こうしたニーズに対処すべく、骨再生注射、軟骨再生注射、人間の細胞から作られた置換関節の3つの分野に焦点を当てた技術を探索する。 Advanced Research Project Agency for Health “ARPA-H launches program to help joints heal themselves” (5/18/23)