エネルギー省報告書、米国風力市場に光

エネルギー省(Department of Energy)のローレンス・バークレー国立研究所(Lawrence Berkeley National Laboratory)が8月4日に発表した報告書「風力技術市場報告書(Wind Technologies Market Report)」によれば、2009年の風力世界市場で米国は中国に次いで2番目に成長した市場であったという。報告書ではその他のキーファインディングとして、「風力発電は全米各地で普及しつつある」「風力市場の成長は米国内に投資をもたらしている」「風力発電機器の米国内製造が成長している」などが挙げられている。 PhysOrg.com “New Study Sheds Light on U.S. Wind Power Market” (08/04/10)

会議:PCAST会議(9/2)

PCASTの次回会議が9月2日に開催されます。主なアジェンダとして、コンピューターサイエンス・IT、STEM教育、エネルギー技術イノベーション、製造業が予定されております。 詳しくはPCASTウェブサイトを参照。

GM、プラグイン・ハイブリッド自動車ベンチャーに投資

ゼネラル・モーターズ社(General Motors:GM)の新規ベンチャー投資部門は3日、同部門として初めて、インディアナ州のブライト・オートモーティブ社(Bright Automotive)に500万ドルの投資を行った。ブライト・オートモーティブ社はプラグイン・ハイブリッド式の商業配達用バンの生産に取り組んでいる。本投資により、GM社はブライト・オートモーティブ社の株式を取得する一方、ブライト・オートモーティブ社はGM社の広範な部品部門へのアクセスを得る。商業配達用の車輌には、①運行ルートが一定している、②大型駐車場で管理されるため、充電が容易、③初期コストは高いが運営コストは低いといった利点がある。ブライト・オートモーティブ社によるプライグン・ハイブリッド車の販売開始は、当初2012年の予定であったが、現在は2014年となっている。 Wired.com “General Motors Invests in a Bright Idea” (08/03/10)

ベンチャー企業が創出した雇用には長期的経済効果あり

ユーイング・マリオン・カウフマン財団(Ewing Marion Kauffman Foundation)の最近の研究報告「始動の後:ベンチャー企業による雇用創出はどれぐらい持続するか?(After Inception: How Enduring is Job Creation by Startups?)」によれば、ベンチャー企業によって創出された雇用の多くは、その企業の継続に伴い、より長期的な経済効果をもたらしていることが分かった。従来、ベンチャー企業は失敗する確率が高いことから、これらの企業による雇用はすぐに蒸発すると考えられていたが、実際には、多くのベンチャー企業が失敗し雇用が失われている一方、その他の企業は継続・繁栄し、雇用を創出し続けているという。ただし、数多くの不況にさらされることで、雇用に悪影響がもたらされるともしている。 Kauffman Foundation “Jobs Created by Startup Companies Have Long-Lasting Economic Impact” (08/02/10)

NRC、バイオセキュリティー問題に迫る

国立衛生研究所(National Institutes of Health:NIH)から調査委託を受けた全米研究評議会(National Research Council:NRC)は今週、バイオセキュリティーに関する報告書「特定物質のシーケンス・ベース分類:より明確なライン(Sequence-Based Classification of Select Agents: A Brighter Line)」を発表した。報告書は、バイオセキュリティー対策として、合成DNAの民間販売会社から定期的に遺伝子配列を購入し、これらをスクリーニングすることで生物兵器の生成を見つけるという方法は、技術的に難しく、これを政府が実際に行うことは現実的でないとの見解を示した。一方、現在の技術で可能なバイオセキュリティー対策として、規制の対象とすべき危険な病原菌をシーケンスに基づいて分類するシステムを確立することを勧告した。報告書はまた、それ自体は危険な特定物質ではないものの生物兵器の生産に関連する可能性があるシーケンスへの対処として、「イエローフラッグ」システムについても記述している。 Scientific American “NRC report pins down future biosecurity” (08/03/10)

エネルギー省、「一般的なセキュリティホールによりエネルギーグリッドが危険な状態に」と警告

エネルギー省(Department of Energy)がまとめた報告書によれば、米国内のエネルギー・インフラは、基本的なセキュリティ対策を怠っているためにサイバー攻撃の対象となる危険性があるという。これはアイダホ国立研究所(Idaho National Laboratory)の研究者が2003年から2009年の間に24の産業制御システム(industrial control system)を試験した結果をまとめた、先月公開の報告書において指摘されている。この試験においてはエネルギー・インフラにはセキュリティホールが存在していることが確認されたが、高度なセキュリティ対策を行うことでシステムのセキュリティを強化することが可能であり、それにはエネルギー専門家やソフトウェアプロバイダーによる更なる取り組みが必要であると報告書は結論付けている。 CNET News “DOE: Common security holes leave energy grid vulnerable” (08/03/10)

エネルギー省ブログ立ち上げ

連邦政府でのソーシャルネットワーク活用が進む中、エネルギー省ではブログを7月20日に立ち上げた。エネルギー長官及びエネルギー省が利用するソーシャルネットワークサイトは以下のとおり。 <チュウ長官> Facebook <エネルギー省> Facebook YouTube Flickr Twitter これ以外にもARPA-EなどがFacebookやTwitterを利用している。

ANSI、ナノメディシン標準化に関するワークショップ結果を発表

ANSIと化学遺産財団(Chemical Heritage Foundation)が7月12日に共同開催した、ナノ標準に関するワークショップの報告書が発表された。ワークショップはナノメディシンに関する討議が中心となっており、ターミノロジーや分類について検討が行われた結果がまとめられている。 ANSI, “ANSI Announces Availability of Workshop Report on Nanomedicine Terminology and Standards” (8/4/2010)

運輸省、オンラインコミュニティー「アイデア・ハブ」を始動

運輸省(Department of Transportation)は8月3日、同省職員全員を対象として、省内でのアイディアの自由な共有・連携を可能とするオンラインコミュニティー「アイデア・ハブ(IdeaHub)」を立ち上げた。アイデア・ハブでは、職員から投稿されたアイデアに対し投票を行い、より多くの賛同票やコメントが得られた場合、省内のアイデア・ハブ・リエゾンやイノベーション評議会の検討の結果によっては、実施や導入が実現することになる。またこのアイデア・ハブでは、省が課題を提示し、職員がこれに対してアイデアを提案することも実施される。この試みは国土安全保障省(Department of Homeland Security)に続くものとなる。 Tech Daily Dose “Transportation Launches Online ‘Idea Hub’” (08/03/10)