大統領府行政管理予算局(Office of Management and Budget:OMB)は、ポスト量子暗号(post-quantum cryptography:PQC)基準への完全移行を連邦省庁に指示するメモの草稿を作成中であることが関係者によって明らかにされた。本メモは、連邦政府におけるポスト量子暗号への移行の将来と、第三者技術業者が順守すべき基準の作成について強調するものとなる。同草稿では、政府によるPQC移行の取り組みについて複数の側面に言及しており、①サイバーセキュリティの維持強化、②PQC施行における省庁の統制・監督計画、③高リスクデジタル資産のリストアップ、などといった戦略をPQC移行における重要要素として優先事項に挙げている。また、同メモは、政府と取引する第三者技術業者向けの要件も挙げており、テクノロジーリフレッシュ、ライフサイクルアップデート、クラウド移行などを含むソフトウェアの変更に際し、PQC基準を確実に維持・導入するよう業者に要請することになる。なお、本メモはまだ草稿段階にあり、連邦省庁に送付する日程は、現時点では未定である。
NetGov FCW “OMB draft memo sets agency and vendor quantum security standards” (07/14/25)
https://www.nextgov.com/cybersecurity/2025/07/omb-draft-memo-sets-agency-and-vendor-quantum-security-standards/406703/