米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は7月31日、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California, Los Angeles: UCLA)への約300件の助成金は新たな通知があるまで停止されると通達した。NSFは、フリオ・フレンクUCLA総長(Julio Frenk, Chancellor)宛ての書簡で、同大学は反ユダヤ主義や偏見のない研究環境の推進を怠っていると批判した。フレンク総長は7月31日に発表した公開書簡の中で、国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)を含む他の連邦機関もUCLAへの助成金の一部を停止していることを明らかにしている。ある報道によれば、エネルギー省(Department of Energy)もUCLAの助成金を停止しているという。今回の助成金停止が発表される前の7月29日には、司法省(Department of Justice)が、UCLAは公民権法(Civil Rights Act)による差別禁止規定に違反し、ユダヤ人及びイスラエル人学生に対して敵対的な教育環境を作り出していたと認定していた。
Science “NSF and NIH suspend grants to UCLA” (08/01/25)
https://www.science.org/content/article/nsf-and-nih-suspend-grants-ucla