NSF、量子仮想研究所の設計コンペで新たに5チームを採択

米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は6月24日、量子情報を長距離伝送できるネットワークから細胞内の微弱な特性を測定するセンサーなどの量子技術実験の設計に向け、今回新しく5チームを採択したと発表した。「国家量子仮想研究所(National Quantum Virtual Laboratory)」プログラムを通じて2年間で400万ドル、総額2,000万ドルを投じ、耐障害性の高い量子計算ロジック構築や、アト秒パルスを長距離伝送する高忠実度量子網設計などを開発する。年後半には設計段階から実施段階へと移行するチームを採択する予定で、実用的なセンサー、ネットワーク、コンピューターの量子統合システムの包括的な設計を進めていく。これにあわせ、NSFは米国の科学・技術・工学・数学(STEM)人材の育成や育成活動も支援していく方針も示した。同取り組みはエネルギー省(Department of Energy)傘下の国立研究所などの連邦機関に加え、ボーイング社(Boeing)やハネウェル社(Honeywell)など20社以上の米国企業が協力している。

NSF “NSF selects five additional teams in National Quantum Virtual Laboratory design competition” (06/24/26)
https://www.nsf.gov/news/nsf-selects-five-additional-teams-national-quantum-virtual