MDA、極超音速弾道ミサイル対応可搬式レーダー調達へ

アクシオス(Axios)は8月19日、ミサイル防衛局(Missile Defense Agency: MDA)が、少数部隊が駐留する前哨基地から弾道ミサイルや巡航ミサイル、極超音速ミサイルを追跡できる可搬式レーダーを調達すると報じた。ヨルダンにあるRTX社製のAN /TPY−2レーダーなどの早期警戒レーダーへのイランによる攻撃など、固定式センサーや既設基地が標的となっている課題に対応するもので「前方配備型次世代レーダー(Forward-Based Mode: FBM Radar Next)」の競争入札に向けた詳細を公開している。試作機は、大型輸送機C-17への搭載や到着後数時間での設営、また反撃を回避するために数分での撤収が可能な仕様を求めているほか、既存の指揮統制ネットワークとの連携や低コストでの大量生産も重視しており、MDAは敵の能力が高度化する中で、機動性と生存性に優れた高精度センサーの必要性が高まっていると説明した。事業は今後複数の開発・試験が予定されているが、具体的な開始時期についてはまだ明らかにされていない。

Axios “U.S. seeks super-mobile missile defense radar” (08/19/26)
https://www.axios.com/2026/08/19/missile-defense-agency-fbm-radar-hypersonics