エネルギー省は、炭素排出量削減を目指すフューチャージェン2.0(FutureGen)へ米景気対策法(ARRA)予算から10億ドルを助成する契約を正式に交わしたと発表した。同プロジェクトでは、米国が石炭火力発電所からの二酸化炭素排出を削減する先端技術開発・商用化において世界をリードすることを目指す。この資金を活用して、イリノイ州メレドシアに所在するアメレン・エネルギー社(Ameren Energy Resources)の200MW石炭火力発電所において、新規ボイラー、空中分離ユニット、二酸化炭素圧縮ユニットなどを導入し、二酸化炭素排出量を90% を削減する他、硫黄酸化物(Sox)や窒素酸化物(NOx)を取り除くことが目指されている。同時に、フューチャージェン産業同盟(FutureGen Industrial Alliance)は、イリノイ州政府との協力の下、二酸化炭素の永久貯留施設や研究施設の建設、メレドシアから貯留サイトへのパイプライン架設などを計画している。
DOE Press Release “Department of Energy Formally Commits $1 Billion in Recovery Act Funding to FutureGen 2.0” (09/28/10)