欧州連合(European Union: EU)は4月8日、企業や政府が人工知能(AI)の倫理的なアプリケーションを開発する際のガイドラインを公表した。ガイドラインは、AIが医療ケアや教育、消費者技術に統合されていく中で、社会に影響を及ぼす曖昧かつ拡散性のある問題に対処するものである。EUは、AIが管理及び政府レベルで暴走することを阻止するための取り組みにおいて、52名の専門家によるグループを招集し、「将来のAIシステムが合致すべき」と考えられる7つの要件を提示した。それらは、①人間による当局と監督、②技術的頑強性と安全性、③プライバシー及びデータの統治、④透明性、⑤多様性、非差別的、公平性、⑥環境的及び社会的福利、⑦説明責任能力、の7つ。これらのガイドラインに法的拘束力はないが、EUが将来策定する法案の形成につながるとも期待されている。
The Verge “AI systems should be accountable, explainable, and unbiased, says EU” (4/8/19)