DARPA、低コストでネットワーク化された次世代放射性物質検知器の実証に成功

放射性のいわゆる「ダーティボム(dirty bombs)」やその他の核の脅威を伴う攻撃を防止することを狙いとしたプログラム「SIGMA」を継続してきた国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency:DARPA)は今般、放射性物質の極小の形跡を検知できる小型(スマートフォンのサイズ)のモバイル機器によるネットワークの開発と実証に成功した。主要道路や橋、その他の固定インフラ、車輌などに設置されたより大型の検知器とネットワーク化させることにより、放射性物質の検知ならびに潜在的脅威の警告に大きな前進が期待される。今回の実証試験はニューヨーク州の港湾とニュージャージー州の主要輸送ハブで行われ、DARPAは、ネットワーク化されたSIGMAセンサー(100個以上)を1か月にわたって試験した。ポケットサイズの「放射性物質ページャー・センサー」は、ベルトに簡単に装着でき、従来型センサーのコストの10分の1で、ガンマ線とニュートロン線の検知が最高10倍速い。
Defense Advanced Research Project Agency “Ushering in a New Generation of Low-Cost, Networked, Nuclear-Radiation Detectors” (8/23/16)