国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency: DARPA)は6月1日、米国科学財団(National Science Foundation: NSF)と共同で、国家安全保障のための人工知能(AI)イノベーションを促進する研究開発プログラム「AIフォージ(AI Forge)」を発表した。国防上最も重要なAI課題の多くは商業的即応性が低く、民間産業の投資が届きにくいため、十分な研究が行われていないことから、本プログラムでは、信頼性・安全性が高く、現場運用者が理解しやすいAI開発を加速することを目指す。これに伴い「AIの解釈可能性」「AIの制御性」「敵対的堅牢性」など3つの重要分野からなる15の研究課題と今後の指針をまとめた報告書を公開した。今夏には産官学フォーラムを設立し、学術界の人材と最先端の計算資源を融合させた大学主導の研究事業に資金提供を行う方針である。同局は現在、次世代AI研究に関心のある国内大学を対象に、6月22日を期限とする情報提供依頼書(RFI)を通じた技術共有を呼びかけている。
DARPA “AI Forge: Accelerating AI breakthroughs for national security” (06/01/26)
https://www.darpa.mil/news/2026/ai-forge-accelerating-ai-breakthroughs-national-security