DARPA、オンデマンド型で大気中からの飲料水供給を模索​

​資源が少ない、もしくは戦闘状態に配備されている兵士へ飲料水を提供することは、容易な業務ではない。物流チームによる水の配達は大きなリスクに直面し、犠牲が出る場合もある。国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)による「大気からの水抽出(Atmospheric Water Extraction: AWE)」プログラムは、世界の極めて乾燥している地域を含め、配備されている軍事部隊に、現場の大気から、兵士の日常のニーズに合致するのに十分な飲料水を確保する技術を提供することで、物流のリスクを大幅に削減することを意図したものである。AWEプログラムには、①遠征トラック(Expeditionary Track。個人向けの飲料水を日常的に提供できる成果物を目指す)と、②安定化トラック(Stabilization Track。標準的な軍事車両で輸送でき、最高150名の組織の飲料水を支援できる技術を開発する)、という2つのトラックがある。​

Defense Advanced Research Project Agency “Drinking Water, on Demand and from Air” (12/12/19)