国家安全保障及び国防を目的とした人工知能(AI)開発を進展させる方法を議論するために米国議会が立ち上げた「人工知能に関する国家安全保障委員会(National Security Commission on Artificial Intelligence)」が、待望の暫定報告書を11月4日に発表した。アルファベット社(Alphabet)の元トップであるエリック・シュミット氏(Eric Schmidt)が同委員会の議長を務めている。委員会は、AIにおける米国の優位性を維持するための5つの根本的な努力路線(lines of effort)として、①研究開発への投資、②技術を国家安全保障のミッションへ応用すること、③AI人材の訓練とリクルート、④米国の技術的優位性の保護と強化、⑤AI問題に関する世界的な協力の組織化、を特定している。今回の暫定版報告書の発表は、委員会が最初の分析段階を終えたことを意味するという。また、委員会の最終報告書は2021年3月に発表される予定となっている。
National DEFENSE “BREAKING: National Security Commission on AI Releases Interim Report” (11/4/19)