連邦政府内における人工知能(AI)の利用増加に伴い、「監査官(inspector general: IG)はどのようにこれらの技術の監督を行うのか」といった課題が呈されている。国家情報長官室(Office of the Director of National Intelligence)のIGは、11月25日に公表された半期報告の中で、諜報コミュニティの中でどのようにAIプログラムの向上に取り組んでいるかを詳述した。報告によれば、膨大な量のデータの発見、整理、分析によって増大しつつある課題に直面している諜報コミュニティのIG(ICIG)は、AIをレビューの目的として選出した。諜報コミュニティ内におけるIG間のコミュニケーション向上を目的として、複数の省庁間(司法(Justice)、国務(State)、国防(Defense)など)のIGとの協力を誘発するIGコミュニティの創出を模索し始めたという。また、諜報コミュニティがどのようにAIを利用しているのかに関する理解を深め、IGの監察能力を強化するため、ICIGは、産官学の専門家を頼りに、管轄内の「現状のマッピング」を開始する計画である。
C4ISR NET “Here’s how a national intelligence watchdog is improving AI oversight” (11/26/19)