デューク大学、研究不正行為を巡る訴訟で和解金1億1,250万ドルを支払い​

デューク大学(Duke University)は、元職員から「大学は、約2億ドルに相当する連邦グラントへの応募及び報告で偽造データを盛り込んだ」と訴えられていた件で、連邦政府に1億1,250万ドルの和解金を支払うことで合意した。大学はまた、キャンパス内で行われている研究の質と高潔性を向上するためにいくつかの策を講じることも明らかにした。その中には、学長に勧告を行う新たな諮問委員会の設置も含まれる。本件は、内部告発に関する連邦法、虚偽請求取締法(False Claims Act)という、科学的な不正行為を対象として使用されることはめったにない法律が関与していたことが大きな要因となり、その他の大学から注目を集めていた。これらの法律の下、2014年に訴訟したデューク大学の生物学者、ジョセフ・トーマス氏(Joseph Thomas)は、和解金の最高30%を受け取る可能性がある。トーマス氏は、元同僚で多くの論文で共同執筆者となっていたデューク大学の生物学者、エリン・ポッツ-カント氏(Erin Potts-Kant)は60件のグラント報告及び資金応募で虚偽データを用いていたと訴えていた。​ ​ Science “Duke University settles research misconduct lawsuit for $112.5 million” (3/25/19)