エネルギー・フューチャー・イニシアチブ(Energy Futures Initiative: EFI)と全国州エネルギー高官協会(National Association of State Energy Officials: NASEO)は、「2019年米国エネルギー及び雇用報告(The 2019 U.S. Energy & Employment Report: USEER)」を発表した。これはエネルギー及びエネルギー関連の雇用における変化を追跡した年間報告書で、昨年同様、BWリサーチ社(BW Research)のデータを基に作成された(2016年と2017年はエネルギー省(Department of Energy)が発表)。2019年のUSEERは、①燃料、②電力生産、③送電、流通、貯蔵、④エネルギー効率、⑤自動車、の5部門に分けて雇用トレンドの分析を行っている。全体としては、2018年は米国エネルギー・システムの進化において新たに記録的な年となり、市場力、技術の開発と成熟化、税政策、連邦規制の低減(ただし、これを受けて一部の州では規制が強化された)が、エネルギー労働力の変容に影響した。また、近年の米国史上最も高水準の雇用状態において、伝統的エネルギー(上記の①~③)とエネルギー効率部門は米経済を上回るペースで雇用を増加した。
US Energy Jobs “The 2019 U.S. Energy and Employment Report” (March 2019)