エネルギー情報局(Energy Information Administration:EIA)は7月24日、報告書「2018年国際エネルギー展望(International Energy Outlook 2018:(IEO2018)」を発表した。本報告書は、中国・インド・アフリカという主要3地域における、国際エネルギー市場に影響を及ぼす可能性のあるマクロ経済状況及び成長傾向の違いに重点を置いたものである。これによると、中国における経済成長がIEO2018の参考事例を上回る場合はエネルギー消費量も増加し、中国が投資・輸出主導型経済を維持する場合、エネルギー消費量は2040年の参考事例を25%上回ると予測されている。また、インドは、IEO2018で成長速度が最速の地域とされているが、国内総生産(GDP)がIEO2018の参考事例を遥かに上回った場合でも、エネルギー消費量は中国及び米国には及ばないと予測されている。一方、アフリカは、急激な経済成長の可能性があり、IEO2018アフリカ高度経済成長事例は、アフリカにおける製造セクタの拡大と、産業エネルギー消費の増加に繋がると予測している。