米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は、数多くの研究プロポーザルを科学者から受理しているが、「何か重要なものを見逃しているのではないか」との思いを依然として抱いている。こうしたことから今秋、一般市民が参加する「NSF 2026アイデア・マシン(NSF 2026 Idea Machine)」と題するコンテストを開催することになった。具体的に、8月31日に、オンラインコンテストへの応募受付が開始され、個人科学者から専門職協会、高校生など、だれでもが、「NSFが今後助成すべきアイデア」を提出することができる。課題が大きければ大きいほどよく、NSFは「単一プロジェクトではなく、大きなテーマの下で多くのコミュニティとNSFの全ての部門が関与するものが望ましい」としている。唯一の制約は、「そのアイデアは、NSFが支援できる内容のものであること」で、つまり、癌の治療や火星への宇宙飛行士派遣といったプロポーザルは受け付けられない。その後、複数の審査プロセスを経て来夏にコンテストの勝者が発表される予定である。
Science “NSF wants to know what you think it should fund” (7/13/18)