米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は、NSF内で一時的に勤務する大学からの出向職員(ローテ―ター(rotator))の給与の10%を大学が負担するよう義務付けることを決定した。NSFはこの他にも、こうしたローテ―ターにこれまで支払っていたコンサルティング収入の補てん(NSFは、連邦政府による厳しい規則のために損失するコンサルティング収入を補てんしている)を止め、所属機関への渡航費用負担も年間12回に制限することを決定している。NSFは従来からローテ―ターの給与と福利厚生の15%を大学側が負担するよう要請していたが、これらは義務づけられてはおらず、大学側の平均的な寄与は5%前後であった。今回発表された新方針は、税金の節約に対するNSFのコミットメントを実行するものであるが、大学側は慎重な姿勢を示している。
Science “To save money, NSF requires university cost-sharing for rotators” (10/21/16)