非営利団体のR&D支出が減少、外部向け資金提供は増加

国立科学工学技術統計センター(National Center for Science and Engineering Statistics: NCSES)は10月7日、2024年度の全米非営利団体における研究開発(R&D)内部支出額が前年度比4%減の約294億ドルとなったと発表した。約8,000団体を対象とした非営利団体研究活動調査(Nonprofit Research Activities module: NPRA)調査によるもので、他機関との契約や助成に基づき提供した外部支出額は同33%増の約105億ドルへと急増し、内部資金縮小と外部資金提供の拡大という対照的な動きが鮮明となった。R&D最大の資金源は連邦政府で全体の38%となる112億ドルを拠出し、次いで非営利団体の内部資金が29%を占め、86億ドルを拠出した。分野別では生物・生物医学・健康科学が217億ドルと全体の74%を占めた一方、数学・統計・コンピューター及び情報科学分野が19%増の9億700万ドルに、また心理学・社会科学は17%増の14億ドルとなった。なお、非営利団体におけるR&Dに従事するフルタイム従業員数は前年比13%減の12万5,555人となった。

NCSES “U.S. Nonprofits Reported Decline in Spending on Internal R&D Activities in FY 2024; Increase in Funding for External R&D” (10/07/26)
https://ncses.nsf.gov/pubs/nsf26329