フェルミ国立加速器研究所、マイクロソフトと新量子ツール開発へ

フェルミ国立加速器研究所(Fermi National Accelerator Laboratory)は9月22日、マイクロソフト社(Microsoft)と提携し、量子ツールに関する研究開発を拡大すると発表した。同社が新設する量子研究施設で、フェルミ研究所が開発した一般向けに公開している量子制御・読み出しシステム「量子計測制御キット(Quantum Instrumentation Control Kit: QICK)」の機能拡張に向けた開発を行う。量子分野に柔軟性の高い新たなツール提供が目的で、得られた量子制御技術をハードウェア基盤全域に応用させていくことも視野に入れており、メリーランド大学(University of Maryland)とも連携し、教育分野にも取り入れていく計画である。同研究所は、同システムをオープンソースとして維持し、産学官の連携による人材育成とアプリケーション構築を推進する方針で、両機関は成果を共有することで、量子エコシステムの発展に貢献していくと意欲を示している。

Fermilab “Fermilab and Microsoft partner to provide new quantum tools and expand quantum research” (09/22/26)