フェドスクープ(FedScoop)は7月31日、ドローンの目視外飛行(Beyond Visual Line of Sight: BVLOS)規制基準策定において、運輸省(Department of Transportation)が性急なルール策定を回避していると報じた。業界は迅速な策定発表を求めているが、同省は、数年後には新技術が登場する事態なども想定し、規則の厳格化を回避したい考えを示している。同規制は運用、機体製造、安全離隔距離、セキュリティなどを規定し、策定は連邦航空局(Federal Aviation Administration: FAA)が進める2025年6月の大統領令に沿う取り組みであるが、当初発表期限の2026年2月から、政府閉鎖や情報提供依頼の再開により遅延が生じている。こうした背景から、事業者側から投資家への対応や規制への対応などから早期策定を求める声が高まっているが、同省は、拙速なルール化が特定技術の固定化や既存大手企業への偏重を招くとしつつ、新技術にも柔軟に対応できる将来を見据えた規定を策定中で、間もなく最終規制案を公表する見通しを示した。
FedScoop “DOT pushes back on drone industry calls for speedy rules” (07/31/26)