ローレンス・リバモア国立研究所(Lawrence Livermore National Laboratory: LLNL)は1月28日、慣性核融合エネルギー(Inertial Fusion Energy: IFE)発電所の経済性を評価する新ツール「汎用型経済モデル(Generalized Economics Model: GEM)」を公開したと発表した。発電所の運転や設計におけるトレードオフが経済性に与える影響を分析するもので、核融合エネルギー産業の実用化に向けた重要な評価ツールとなる。GEMはダイオード励起固体レーザー(Diode-pumped solid-state laser)駆動方式による間接駆動によるターゲット照射を用いたIFE発電所の入力データを評価し、液体リチウムを三重水素増殖材及び一次冷却材とする乾式壁チャンバー設計を採用している。具体的にはユーザーによる入力データから資本コスト、運転保守費、電力出力のコスト見積もりを算出する機能で、同モデルはLLNLの公式HPから入手可能である。また、より高機能な統合プロセスモデル(Integrated Process Model: IPM)のソフトウェアライセンスの販売も行っている。
LLNL “LLNL releases Generalized Economics Model for fusion energy” (01/28/26)
https://www.llnl.gov/article/53961/llnl-releases-generalized-economics-model-fusion-energy