NIH、バイオセーフティ監視強化イニシアチブを発表

国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)は9月9日、最高水準の生物学的安全性(バイオセーフティ)環境下で科学研究を実施するための新たなイニシアチブ「バイオセーフティ現代化イニシアチブ(Biosafety Modernization Initiative)」を発表した。50年前に導入された遺伝子組み替え研究に関するガイドラインを見直し、今世紀に相応しいバイオセーフティの枠組みを構築することが狙いとなっている。科学の学際化かつグローバル化により、既存の生体材料ガイドラインの枠を超えた包括的な取り組みが必要となっていることが背景にあり、遺伝子組換え技術や核酸合成技術以外の潜在的なリスク対処に向け、監督体制も刷新する。また、研究機関の施設内バイオセーフティ委員会(Institutional Biosafety Committees: IBC)への支援も強化し、同分野を先導すべく、透明性の高い、より効果的なシステムを構築していくと説明している。

NIH “NIH Launches Initiative to Modernize and Strengthen Biosafety Oversight” (09/09/25)
https://www.nih.gov/about-nih/nih-director/statements/nih-launches-initiative-modernize-strengthen-biosafety-oversight